コーヒーフィルターをリンスするのかしないのか問題
コーヒーフィルターをリンスするという意味は、次のような意味があります。
ペーパードリップをするときに、ペーパーフィルターを使いますね。
このペーパーフィルターをセットしたときに、空の状態でお湯を通すことをリンスと言います。
主に理由として、紙臭さを取るために、行います。
このリンスって、する人と、しない人がいます。
このリンスする、しない問題を考察してみます。
コーヒーのペーパーフィルターはリンス必要なし?!
前にも説明しましたが、フィルターをリンスするというのは、コーヒー豆をフィルターにセットする前に、空のコーヒーフィルターにお湯を注いぐことをいいます。
このリンスするか、しないかまず私の結論は、リンスはしません。
料理人時代、先輩に聞い話しですが、その昔、コーヒーフィルターの品質があまり良くなく、フィルターそのものに臭みがあったそうです。
そのときに、少しでもその臭さを和らげるために、リンスをしていたそうです。
その名残というか、今でもリンスするといいみたいな形が残っています。
私がリンスしない理由は、する必要がないからです。
なぜかというと、ペーパーフィルターの品質が向上し、臭みがないからです。
リンスしてそこまで味が変わらない
コーヒーのペーパーフィルターを、リンスするとします。
この一手間を加えたら劇的に美味しくなるのか、というと
そうでもない、というのが私の感想です。
というか、コーヒーの味って、好みです。
リンスして、自分の好みの味になるかというと、しなくてもしてもあまり差がないです。
私の味覚では、そうです。
もしブラインドテストして、どっちがどっちみたいにしたとします。
そしたら、すごーく考えて、こっちかなみたいな解答になると思います。
なので、リンスしても、しなくてもそこまで味は変わらないです。
コーヒーの味は、好み
結局、コーヒーに限らず、そうですが、好みです。
リンスした方が、好きな味であれば、それはした方がいいと思います。
リンスという行為によって、気持ちにバイアスがかかり、なんか美味しく感じるのであれば、すればいいかなぁと思います。
私は実際に、リンスして淹れたコーヒーと、リンスなしで淹れたコーヒーを飲み比べました。
そして、結論として大差がなく、フィルターの紙の匂いもコーヒーにはないと感じます。
それだけ、今のコーヒーフィルターは品質がいいと感じます。
リンスという一手間で、自分好みの味になれば、します。
しかし、そこまでの違いは感じられませんでした。
リンスする、しないも好みだと思います。
昔やってたから、今もやってるというのが、理由なら、ちゃんと見直してもいいのではないでしょうか。
コーヒーペーパーフィルターをリンスしないもう一つの理由
ペーパーフィルターをリンスするとき、熱湯を注ぐと思います。
そのときに、当然ですが、フィルターは濡れます。
その濡れたフィルターに、挽いたコーヒー豆を入れますね。
そのときに、濡れた部分に当たっている豆は、少なからず、影響を受けます。
これが味にも、多少なりとも影響を与えているのでは感じます。
それと、濡れた状態のフィルターでコーヒーを入れた後のフィルターの状態を確認して欲しいです。
乾いた状態の、フィルターだとコーヒーを抽出して初めて、フィルターが濡れ始めます。
そうすると、コーヒーの抽出された液体を、フィルターが吸っていきます。
この違いは、コーヒーを淹れた終わったときに、フィルターの周りを見ると一目瞭然です。
リンスしたフィルターの方は、コーヒー豆が当たっていない上の方は、それほどコーヒーの色がつきません。
リンスなしのフィルターの方は、フィルターの上部を見ると、結構コーヒー自体を吸い上げているのがわかります。
コーヒーを淹れている最終に、コーヒー豆から気泡が出ますね。
これって、料理でいうと灰汁のようなものです。
最初にお湯を注いだとき、この灰汁をフィルターが吸ってくれていると感じます。
しかし、リンスしてると、そのままフィルターをすり抜けて、抽出されているように思います。
しかしこれも、先ほども話しましたが、誤差の範囲だと思います。
しかし、上記の理由でリンスしない方が、メリットがあるのではとも思うわけです。
ほんと気持ちの問題ですが、上記の理由もあり、私はリンスしません。
まぁ今後、まち違う理由で急にリンスし始めるかもしれません。
そのときは、またこちらで話しますね。
まとめ
コーヒーって、ロースト加減や、淹れ方で味が変わります。
その味のバリエーションを楽しむのもいいですね。
私は、主に3つの淹れ方で楽しんでます。
一つはペーパードリップ、
二つ目は、エスプレッソ、
そして三つ目は、フレンチプレスです。
一つ目の、ペーパードリップに関しては、その中にいくつかバリエーションがあります。
コーヒーマシンで、手軽に淹れたり、ケメックスで淹れたり、キャンプで使うようなワイヤータイプのものを使ったりと、色々です。
また濃い味のコーヒーをスッキリ飲みたい場合は、多めの豆にじっくり淹れたりします。
それだけペーパーフィルターは、結構使ってますが、いずれもリンスはしません。
それだけコーヒーのペーパーフィルターも進化していると感じます。