【料理苦手を克服】料理を知れば百戦して危うからず
料理が苦手な理由って、10人いたら10人理由が違うと感じます。
・めんどくさい
・食に興味がない
・食べ物は、お腹が満たされればなんでもいい
・不器用
・料理は難しそうって感じる
などなど、理由は色々ありますね。
そのような人が、ある突然料理をしたい!
と思ったり、料理をしなきゃという必要に迫られたりすることがあります。
彼氏ができたり、結婚したりその理由も色々あるのではないでしょうか?!
なにかをきっかけに、料理を始めてみよう!そんな人たちを応援したいと思ってます。
ぜひこちらの記事を参考にしてみて下さい。
「食」は一生付き合うものです。
料理ができるようになると、人生10倍楽しくなる!!
そんなふうに感じます。
・料理が苦手
・料理がうまくなりたいけど、どうしていいか分からない
・料理で人を喜ばせたい
などなど、感じてる方へ、私なりの料理が楽しくなる方法を伝授します!!
料理の苦手を具体的にしよう
料理が苦手と言っても、どう苦手なのか知ることから始めよう。
具体的にわかれば、具体的に手を打てます。
何がどう苦手なの分からないと、手の打ち方も漠然としてしまいます。
少なくても、こちらを読んで頂いているということは、
「苦手を克服したい」
そう思えばこそ、辿り着いたはずです。
ご自身が料理の何に対して、苦手意識があるか探ってみましょう。
例えば、
・料理を作りたいけど、踏み込めない。
・料理を作ってみたけど、正解が分からない。
・どうも作った料理ががまずい。
・手先が不器用で、道具が使えない。
・料理のレシピを見ても、さっぱり理解できない。
など、なんとなくどれかに当てはまってますか?
もし、上記のどれかに心当たりがあれば、この先の記事を読み進めてみてください。
きっとブレイクスルーできる、ヒントがあります!!
料理を作りたいけど、踏み込めないあなたへ!!
料理を全くと言っていいほど、作ったことがない。
またガスレンジの、点火の仕方すら分からない。
料理を作ったことはあるけど、レストランで出されるような料理は無理。
などという方向けに、どうしたら料理を作れるようになるのか話しますね。
まず、インスタントラーメンは上手く作れますか?!
それか、自分では美味しいと感じるけど、誰かに出した時、不評だったことはありますか?!
インスタントラーメンを侮ってはいけません。
過去に何回か、インスタントラーメンを、美味しく作れない人に出会ったことがあります。
しかも、このような人はインスタントラーメンを美味しく作れていない、自覚がありません。
さらには、自分は料理がうまい方だと思っている人もいます。
なので、インスタントラーメンを美味しく作れるのなら自信を持ってください。
おそらく、ほとんどの人は、無意識にインスタントラーメンを美味しく作っています。
インスタントラーメンを、美味しく作るポイントがいくつかあります。
1、ちゃんと沸騰したお湯にインスタントラーメンを入れる(超重要)
2、茹で時間をしっかり守る。
3、できたらすぐに食べる。
上記の3つ、どれを外してもインスタントラーメンは美味しくなりません。
インスタントラーメンをまずくつくる原因のナンバー1が、1の「ちゃんと沸騰したお湯にインスタントラーメンを入れる」
が守られていません。
お湯は、ボコボコに沸騰して初めて温度が100度に達します。
フツフツしている状態だと、まだ100度のお湯にはなってません。
そこに、インスタントラーメンを入れると、さらに温度が下がります。
お湯の温度が下がった状態から、沸騰した状態になるまで時間がかかってしまいます。
なぜなら、インスタントラーメンを茹でるお湯の量ってそんなに多くないからです。
2〜3分ぐらい茹でれば十分な、インスタントラーメンでは、この時間ロスが致命傷になります。
もしあなたが、インスタントラーメンをうまく作れるのであれば、自信を持ってください。
それとは逆に、先ほどの3つのうちどれかをやってしまって、どうもうまくできない方はとっても伸び代があります。
なぜ、インスタントラーメンを引き合いに出したのかというと、理由があります。
それは、料理は外してはいけない、ポイントがあるということです。
時短レシピや、とっても簡単にできるということを売りにしているレシピが沢山あります。
しかし、料理とは結局「手」と「間」をかけるものです。
「手」とは労力のこと、「間」とは時間のことです。
かけるべき労力と、時間はしっかりかけることが大切です。
料理を作る上で、それぞれの料理にはポイントがあるということをまず念頭に置いてください。
そして、このポイントを学ぶことも、手間の一つだと覚悟し、レシピと向き合って欲しいです。
そして、明確に「こういう料理を作りたい」というイメージを持って下さい。
目の前にある食材を、フライパンに入れてなんとなくできた料理と、
目の前にある食材を元に、こういう料理を作りたいとイメージしてできた料理は、全く違うのです。
料理の修行時代に、まかないを作るように先輩から言われた時のことです。
冷蔵にあるもので、まかないを作るのですが、適当にチャーハンを作りました。
すると先輩から「お前、どういうチャーハンを作りたかったの?!」
と問われました。
私は、「適当にあるもので、できるものを作りました」
と答えると、
「あるもので作るんだけど、パラパラのチャーハン作ろうとか思わなかっただろう」
と言われました。
そうなんです、テキトウに作った料理は、相手にテキトウなインパクトしか与えられません。
料理には、作り手の意図が乗ります。
なので、料理を作るときは、どういう料理を作りたいのか明確して望むことが大切です。
そうすれば、出来上がった時、この味出したかった味だとか、もっと深味があったなぁというような判断も出来るのです。
料理は、
・抑えるべきポイントがある。
・どういう料理を作りたいか、しっかりイメージを持つ。
この二つをもとに、料理を作ってみて下さい。
レシピがあったら料理って作れるの?
レシピがあれば、料理が作れるかというとそうとも言えません。
レシピは音楽でいうと、楽譜と同じような役目だからです。
楽譜があれば、その曲が弾けたり歌えるかというとそうではないですね。
料理も同じように、レシピがあっても色々なことを知ってないとできない場合があります。
これを基礎ともいいますね。
音楽でも、料理でも、車の運転でも基本的なことを知ってないとできません。
料理の基礎は、煮る焼く蒸すという火の通し方や、包丁の使い方など色々あります。
今は動画などで、手元が見れたりまします。
しかも結構名の知れた一流シェフたちの手元がみれたりします。
すごい時代にのなったなぁとほんと驚きです。
先ほど例に出した、インスタントラーメンにしても、袋の裏にレシピが書いてますね。
それでも美味しく作れないという現象が起こります。
インスタントラーメンの作り方で、沸騰したお湯に入れる。
という表現があります。
この「沸騰したお湯」というのがとても大事だということはお伝えしましまた。
作り手が、なんとなぁく沸騰した感じだからいいかぁと思ってインスタントラーメン入れるのと、
ちゃんと沸騰したお湯で調理するのでは、仕上がりに天と地ぐらいの差が出ます。
レシピは譜面のように、そのこに書いていることをどれだけ理解し調理に活かせるかがポイントです。
なので物事は何でもそうですが、朝目覚めたら突然できているということはあり得ません。
だんだんに経験値を増やし、上達していくものです。
その過程を楽しんでいくことが、料理が上手くなる王道です。
何かに効く特効薬のように、急に料理が上手くなる方法は存在しません。
コツコツ作ることを楽しんでいきましょう。
何から始めたらいいの?!
いざ料理をしようと思っても、何からしたらいいのか分からないかもしれません。
そんな時は、カレーなんかいかがでしょうか?!
カレーはある程度の調理技術が詰まっています。
切る、焼く、量る、煮込むなど一通りの料理体験ができます。
そしてあまり嫌いな人が少ないので、食べてももらえます。
もし余ったら、それをアレンジしてカレーうどんにしてみたりできます。
またカレーなら、箱の裏にもレシピが書いていります。
調べれば、ネットにたくさん作り方のコツも出てきます。
最初に作る料理としては、かなりおすすめです。
カレーができたら、次は唐揚げなどの揚げ物にチャレンジしてみてもいいですね。
あとはご自身が食べている、慣れ親しんだ料理を作ることをお奨めします。
なぜなら、自分が知っている味以上の料理ってなかなかできないからです。
プロの料理人が食べ歩きする理由の一つに、自分の味のバリエーションを広げるためにします。
牛丼しか知らないのに、フランス料理は作ることはかなり困難です。
でも知っている味なら、イメージもしやすいしなによりも味が分かっているので仕上がりに対して判断ができます。
なので知っている味からチャレンジしてみて下さいね。
まとめ
料理苦手を克服するために、具体的に料理の何が苦手なのか明確にしましょう。
それが具体的になれば、対処も具体的になります。
そこから、だんだんとコツコツと上達していくのを楽しんで下さい。
私はフレンチの修行時代に、まかない料理を作った時に苦い経験があります。
それはシェフが一口食べて、無言でそれ以上食べてくれなかったということです。
まぁ今考えれば、とってもお粗末な料理だったので当然と思えます。
しかし、その当時はとてもショックでした。
振り返ってみると、美味しい美味しいと言われるよりも、このようなネガティブな経験によって料理が上達したと感じます。
何がいけなかったんだろう・・・・
なぜ食べてもらえなかったんだろう・・・
そう考えて、今度はちゃんと食べてもらえる料理を作ろう!
そう思えばこそ上達できるのだと実感します。
確かに、料理に対してどうのこうの言われるのは、感じのいいことではありません。
食事というものは、目で味わい、香りで味わい、舌で味わいます。
さらには、体内に入ってきます。
それだけシビアな評価が出てしまうのも事実です。
なので批判や評価を恐れず、作ってみて下さい。
それとレシピは大切ですが、レシピに翻弄されないようになりたいものです。
洋菓子類のレシピは分量勝負のところがありますが、煮物などの料理に関してはあまりシビアになる必要はないと考えてます。
自分好みの料理ができるように、基本をしっかりマスターしつつ料理を楽しんで下さいね。